「作業コストを大幅に削減することができたときの達成感にやりがいを感じました。」
自動車製造業の現場で働く技能実習生4名のインタビュー
Q.日本に来て、どのくらいの期間働いていますか?
A.ロナリスさん : みんな同じぐらいで4年目です。これから引き続き日本にいるために違うビザに切り替えるところです。
Q.みなさんの仕事内容について教えてください。
4人:組み立てと検査をしています。
派遣の方々がやっていた仕事を引き継いだのですが、仕事内容を覚えるまで2週間の期間が設けられていました。それを2日間でやり遂げることができ、コストダウンできて評価いただき、喜んでもらうことができました。
Q.今の仕事を選んだ理由は?
ロナリスさん:日本語を勉強しているときに面接の機会があり、女性の仕事はあまりないためそのときチャンスをつかみにいきました。
クリシェルさん:日本の製造業でたくさん学びたくて選びました。
Q.仕事をしていて楽しいときはどんなときですか?
ロナリスさん:職場の人たちが親切でいろいろ助けてくれるし技術が身に着けられた時が楽しいです。
ジェニカさん:仕事をやり遂げた時に達成感を感じるのが楽しいです。
Q.大変なことはありますか?
4人:言語についてです。
ジェニカさん:仕事では、職場の人に気持ちを伝えられないと困るので、常に勉強することが大切だと思っています。今でも本で勉強したり、インターネットをみて学んでいます。
ロナリスさん:同僚とのコミュニケーションが大変だと感じたことがあります。その時は、あけみさんに悩みを聞いてもらってアドバイスしてもらいました。
シャーリーンさん:仕事では製造のラインが止められないので、ずっと立ち仕事なのは大変です。
Q.新しく仕事を任せてもらえるようになったことや新しくとれた資格はありますか?
4人:技能検定を受けて基礎級から2級までとれました。
ジェニカさん・シャーリーンさん:新規製造ラインが立ち上げられた時にスタートメンバーとして抜擢されました。
Q.職場でサポートしてもらった経験はありますか?
シャーリーンさん:心配なことがあると担当の方が間に入って話を聞いてくれます。不明なことがあったら課長に確認できるので、相談しやすい職場で助かっています。高度人材としてフィリピン人がリーダーとして担当してくれているので、安心です。
Q.今後について教えてください。
ロナリスさん:5年の期間が終わるので、ビザを切り替えて新しい勤務地でも一生懸命にがんばりたいです。そして、母国の家族に十分な仕送りを続けたいです。
※本インタビューは2024年7月に実施いたしました。